さて、7月から漫画以外の短期(期間限定)仕事をしつつ漫画制作をするサイクルを進めてきましたが、もう一段階の調整に入るところにいます
短期の期間限定仕事というのは「そこそこ」あって、そういった仕事→マンガ制作というサイクルが一案ではありました
このようなサイクルならブランクも気にならなくてカンもすぐ取り戻せるので、感触は「悪くはない」です
一方で短期の期間限定仕事というのは非常に応募が多くて倍率が高く、安定性にはやや不安があるというのが実情かなという感触です
(仕事の内容が単純なので、特にスキルがあれば有利ということもほとんどないものばかり)
もう一つの案が一旦筆を置いて間を置くというものでした
現状の物価高が特に厳しいので、その原因であろう国際情勢が落ち着くことを期待するというものです
しかし、どうももう一つの潮流があると感じています
「AI化」の波です
これまでも機械学習に礎を置く画像認識や画像生成などは期待されてきていましたが、本格的に世の中を大きく変えてしまうほどではない印象でした
LLMの普及で、その印象が変わってきました。僕らの生活にかなり食い込んで、変化を与えていきそうだということです
スマホの普及を軸に、僕らの生活に食い込んでいったweb2の文化は主に「DB」に礎を置くもので、言葉や数値のマッチで回っているものです
これに対して、AIのモデルに礎を置く文化はどうなるか、世の中がどう変わるかはまだイメージはできてはいません
でも僕自身は「変わっていく動機」があると感じています
それは「web2が嫌い」だということです
執拗でノイジーな広告、スパム、格差的なSNSやECサイト、PV数とコラボで回っているコンテンツ、エコーチャンバー、DBに徹底的に従属的な雇用・職業斡旋…
GPTなどもまだ世間的には玩具のような感じですが、礎から変わっていけば世の中は変わっていく。今は勢いのあるDL販売サイトもかつてのとらのあながたどったように時代の節目に「衰退」するかもしれません
この可能性を考えると、2・3年後には世の中はがらっと変わってしまっているかもしれない、物価高とは全く別の軸で
次の数ヶ月は、この長く筆を置く方への模索になりそうです