少年漫画

漫画の商業仕事の方は、今の所2件進んでて一方はもう入稿前、もう一方はプロット打ち合わせ段階です。両方とも 少年漫画 です

両方とも 少年漫画 です

大事なことなので2回言いました

後者の方はまだ確定と言う段階ではないのですが、まぁ、ポシャったらポシャったと言います

前者の方は2月になったら情報出してきます

去年の今頃は成人向けの商業仕事からは手を引いて、仕事のかたわら同人をのんびりやれればなんて考えてたんですけども、(そっちの漫画エロ要素ゼロですから)何があるかわかりませんね。今のご時世は

「自分は○○しかないんだ」、みたいに偏狭にならない方がいいですね。新しいことをやろうとしてる人がたくさんいるので。その人らに役に立とうと思ったら、スキルやキャリアよりコミュニケーションや人の繋がりの方がずっと大事だと、つくづく思います。

 

スポーツ漫画を考える

スポーツ漫画は、見た目には簡単そうに見えます

トーン仕上げはあまりしつこくないですし、舞台は大抵いつもと同じ、キャラクターのユニフォームも同じ、なんだ、簡単そうじゃない?

でも実際描いてみると、ハードルがたっくさんあります

  • 動きのある人物を描けないといけない
  • コマの流れで動きを表現しないといけない
  • ゲーム理論的な駆け引き、心理表現が必要
  • 球技の多くは、キャラクターを描く数がとにかく大量

背景や小物関係はツールの発展もあって楽になってる面もありますが

これに加え、

  • チームの結束といった集団統率手法、精神論、規律と難しい問題
  • 各種競技特有の文化(ものによっては地域に密着した文化)

などがあり、前群が体力・筋力依存で若者向きに対し、後の課題はひどくおっさん志向です

もちろんやりがいのある課題でもあるのですが

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

去年は成果という意味では良い年ではなかったのですが、色々と新しい出会いもあって世界が変わったという意味では良い年でもありました

今年がどうなるかはまだまだわかりませんが、ひとつよろしくお願いします

ローカル

最近強く魅力に感じていることの一つが「地方自治体との連携」で、ラブライブサンシャインの沼津、ガルパンの大洗のような作品と地方自治体が相互互助的に活動していること

出版物の活動って印刷してバラまくというのがまず基本にあり、地域限定からの布教とも言えるやり方が、地方の活性化とか、資金の調達とか、仕事を作るとか聖地化とか、ソーシャル映えとか色んな面で都合が良くうまく機能しているのかなと感じています

僕自身は(消費者としてはともかく)漫画を作る側としては、世のWEB化というのをあまり好いてはいません。WEBにあって製作者や作品はパチンコの玉であり、運営はギャンブラーであり、消費者がアタリ、というのがWEBの世界だと考えているのです。(紙と電子のの利便の比較はどうでもいい)ほとんどの玉は杜撰に地面に落ちたような状態で、笑顔は作りながらも心は病んでいるのではないか、と

それと比べ、前時代的とはいえ地方との連携の形は、消費者も作る側も皆健康そうに感じるのです

最近知ったところで、スポーツでもサッカーなんかは似たような状態で、武蔵小杉と川崎フロンターレは蜜月な状態で、これも非常に良いことだと感じます

不思議な現象だな、と思いつつ、いつからこんなことが起こってきてるのだろうと、過去に撮った写真を漁ってたら、懐かしいものが出てきました

WEBの漫画を考える

紙媒体の漫画と、今のWEBの漫画の違いは「好きでないことでもやる」か「好きなことをやる」か、だと自分は考えてます

前者は企画を作るとかする時にまずハリボテを作ってお金を集める。そして、「○○をやりたい人」を募る。実際は都合よく集まるべくもなく、絵のそこそこ描ける人に、○○を描かせる。割り当てられたその漫画家は実際は全然好きじゃないそれを「○○が好きです!頑張ります!」って言って頑張る。割りに合わない安い仕事料でも、キャリアプランに全くマッチしていなくても、仕事がないから受ける。

表面上嘘でも、実際消費者は気にしないし、楽しめれば良い。お金を集めた人も、作ってる人も嘘でも、あくまで消費者の前に出ている間だけ、嘘をつき切れれば問題はないし、それほどこれは難しいことでもない。

僕自身もそうやって作った作品がいくらかあることは白状します。

でも逆に、ソーシャルな時代にはこれは難しいことだと考えています。

読者との距離はとても近く、また、ソーシャルへ宣伝する活動もずっとこまめでなくてはならない。雑誌に乗ることやポスターは一度印刷されて流通に乗せればそれで視認される存在だけど、SNSはあっという間に流れていっていまう。嘘バレが怖くて黙っていたら存在しないのと同じ、だから喋る。声を出さないと何も伝わらない。人脈を作ろうとした時に「実は○○は好きじゃないんですよね」とも言えない。

「好きでもないもの」をやって嘘をつき続けられないと思うんですよね。メディアに出ている間だけ嘘を付いていれば良いというわけには行かない。

「好きでないものをやって生きていくことは、できない」のが今のソーシャルのメディアなんじゃないか、と考えていて、WEBネイティブの漫画を作るにあたって、まずそのことを念頭に置いてやろうと考えています

コミッション

コミッションをはじめてます

絵を有料で依頼して描いてもらうというサービスで、海外では結構行われているそうですが、日本ではちょこちょことした感じ

個人観賞用とかTRPGなどで使うイラストとかSNSアイコンとか、商業目的での依頼とは別枠ってところですかね。単純に見るだけじゃなくてVtuberさんなんかのガワとかも有りなんでしょう。色々と可能性が考えられると思います

今の所SKIMAメインで、最近サービス始まったskebも使うようにしようと思います。SKIMAはちゃんと打ち合わせしてリテイクもありきで制作、skebはガチャ感覚で依頼を投げる、と棲み分けになるんじゃないかと。Boothなんかでもコミッションは行われているようなので、こちらもおいおい準備したいと思います

SKIMA

今年入ってからのこと

今年の前半はほぼエンジニア仕事やっていました

脇で同人誌の原稿は続けていたけど、商業漫画とかはやってなかったわけです

4冊目の単行本はコアマガジンさんのところで出してもらえることになりました調子が良ければ成人向け漫画は続きはあるかもとのことですが、まだ成人向け漫画を見たいって方は買い支えてもらえれば続くのかもしれません

一方で、新規のベンチャー出版社で漫画を作ってて、成人向けで検索かかると困るそうなのでPN変えることになると思います

このご時世に出版を起業って考えると凄いことです

起業段階となると人数が少ない分だけ色々と直接見えることがたくさんあるわけなんですが、いかに出版社を立ち上げることが大変なのか、よくわかります

漫画を描いてるとよく出版社の権力が強すぎる、的な話が出るのですが、出版社が強い権力を持てるのは、作家の数が多すぎるからよりも、姿勢が弱腰だからとかよりも、対抗が立ち上がってこれないからなんですよね

大変は大変なんだけど、自分が今までずっと(主に編集者の振る舞いに)悶々としていたことのほとんど、溜飲が下がったって点もあって満足してるのも確かです

描いてる漫画は、このブログにたどり着いた人にはあまり関心のないものかもしれませんが、近いうちに情報は公開します

3冊目の単行本といま

回想録としてblog の記事を書き続けてきました

間近の内容はいろいろとオフレコにしなければならないこともあり、端折っている部分がおおくなります。申し訳ないのですがこればかりはまた、もっと時間が過ぎてから書くことにしたい

3冊目の単行本は大失敗でした

作った内容が、ではなく売り方がです

あの段階で僕にできたことは少なかったのですが、それでも買い手の人を優先して考えるなら、僕自身がすべきことは単行本を出すことを辞退して別の出版社に持っていくことだったのでしょう

一方では経路がWEBへ移る変化の中で漫画を続けていきたいと思えなくなっていたことがたくさんありました

違法コピーはいたちごっこで無くなりようもなさそうなこと

SNSでのブランド力や同人販売サイトの売上は統計をとるとハリボテのようなべき分布グラフを示しており、ハリボテの頂点に立っている極々一部とそうでない負け組に乖離していること(それを改善するメリットはIT企業側にないこと)

編集者の多くが余裕がなくなりすぎていること、それによるリスクがほぼ作家に飛んでくること

これだったら、一般の職につきながら好きな漫画を好きなようにゆっくり描いていれば良いと思うようにもなっていました

結局辰巳出版で4冊目の単行本が宙ぶらりんになったあと、就職活動してエンジニア職に復帰しました

配信とブログで漫画家としてはまだ確定ではないけど廃業する、と書いたのはそういうことです

4冊目の単行本はその後判然としないままになっていましたがコアマガジンさんのほうで出してもらえるという話になり、今に至ります