作画のアナログとデジタル

アナログかデジタルか?の議論はしばらく長い間続いてきました
IT化の流れが落ち着いてきた今となってはそろそろ結論にしても良いのかも、ということで書くことにします

まず結論からすると、

どちらも使う

ということになります

もっと別の言い方をすると「フルデジタルもフルアナログもない」というところかと

エンジニア達の多くがデジタル作画ツールをアナログの感覚やアナログの表現力に近づける努力をしてきたとは思うのですが、昨今その空気は随分弱いものになったとおもいます
視差や遅延は完全には解消されないですし(これについては完全な解消は無理なのですが、その努力もされなくなったようです)、粒状画材や液体画材を再現することも(実際ツールは作られたのですが重すぎて)普及しなかった

アナログが持つ機敏さや表現力が必要なら、やはりアナログを使わざるを得ない

一方で、デジタルの優位性である、再利用性や修正・調整のしやすさはやはり活用するべきであります
また、企業側の都合でツールが変な方向にアップデートされていき、不都合が生まれる場合もあります。デジタルのデメリットの最たるものはむしろここかもしれません。これに関しては、個人やアーチストが予想をするのが難しいことも少なくない

なので、基本は

アナログで作画し、デジタルで調整・修正する
(必要なら再利用できるようデータとして残す)

そして、例えば画材のコストが重いことが問題の場合(例えばカラーとか)は
デジタルで彩色してデジタルで調整・修正する
という風ににフローを調整していくことになります
また、WEBのプラットフォームがデジタル作画よりアナログ作画のほうが受けが良ければ、デジタルツールからアナログツールへウェートを置き直します