創作とWEBの関係

昨今、よくお世話になっているのが支援サービスのFANBOXと個人案件サービスのSKIMA、創作の力になってくれてます

コンパクトなWEBアプリであり大規模なものでないことは、同等の(旧)ENTYやskebが一人で開発・運営されていたことからも想像できます

個人での開発でそれだけのことがなされることについて最近考えていました

規模の大きな会社やスタートアップがこういったプラットフォームを作ることに目もくれなかったり、力を入れてこなかったのは何故だろう?、と

支援も個人案件も、突き詰めて言えば読者(消費者)と制作者(生産者)をかなり短い距離でつなぐだけです。欲しい物をほしいと伝え、作る人が作る。わかりやすいですしシンプルです

SNSのようなスキームであれば、作品を提供する側はたくさんのフォロワーを集めてPVを稼ぎ、それ故に相当に設定値の低い広告収入を得る努力をしなければならない、視聴者・読者も見たくない広告が表示される、トラフィックも重いです。会社のほうも開発する人数もお金も沢山かかります

「会社と屏風は大きすぎると倒れる」、とは言いますが、大きな屏風を立てようとして倒れてしまった人たちは、振り返ってみると自分を大きく見せたかっただけで生産者も消費者のこともあまり関心がなかったのかもしれないな、と考えています

これから先、もっと様々な創作者をサポートする「小さな、しかし強力なWEBアプリ」というのがどんどん出てくるようにおもいます、支援や個人案件以外に

また、このことは大人数でやる企業の事業が、個人(や少人数)がクラウドに立ち上げた「小さくて強力なWEBアプリ」に置き換わっていくことを意味すると思います、それで問題がないならば。
AIやロボットが仕事を奪う、という話は昨今よく話にでますが、クラウドの発展はもっと現実的に着実にそれを行っていくのではないか、と想像しています