統計・データと絵

割と最近は統計とデータについて考えていることが多いです

ネットを使っているとたくさんのデータに出会います。僕らが使っているWEB と言うものは概ねバックエンドにDBが居て、データベースの情報を装飾された状態で見ているようなものです。そのような環境下、僕らはかなり簡単に、たくさんのデータにアクセスできるのですが、一つの疑問が生まれてきます

「データはどれだけ必要か?」

もっと絵描きにとって具体的な質問に言い換えるなら、

「資料はどれだけ必要か?」

「フォロワーはどれだけ居れば、絵で食っていけるのか?本当にフォロワーを増やすことに意味があるのか?」

「日々、SNSに作品を投下するならどれくらいの頻度で、どれくらいの工数の作品であればいいのか?」

「自分がフォローするならどれくらいがいいのか?」

多分、ほとんどの人は「自分のリソースの許す限り活動する」でラインを引いていると思います。自分が捻出できる時間とか、お金に余裕がある分で、とかで。
しかし、それが妥当かを検討できる手段を持っている人は逆にほとんどいないように思うのです。統計学には、どれだけのデータを集めれば有意性を保てるのかを計算する手法があります。

(おそらく)スマホが流行る少し前まで、そこまで作品の供給量はそこまでではなかったように思います。ですから、生産量・効率に勝る人は割と簡単に有利に立てました。でも今はそうでもなさそうです。

「君はまだあまり絵を描いてない、もっと描け、手を動かせ」

「一体どれくらい?」

10年くらい前は、自分は自動化による効率化、連絡手段の効率化が必要、と考えていました。それをもたらす手段はプログラミングやコンピューティングでした。
今はそれが数学になりつつあるように思っています。

ちなみに、先の質問に対してなら、自分はこう答えます

「1日10分でいいから毎日、乗って来たら増やしてもいい。それを最低でも3ヶ月は続ける」

と。(ただしこれは、自分の経験則からです)