鉛筆漫画

コミッションやFANBOXでは鉛筆描きの漫画づくりを増やすようになりました。

これは合間ぬってでは大きな工数の仕事を受けるのが時間的に厳しい時のためにということで始めたものです。コミッションではページあたり2500円で受け付けていて(2019.9.20現在)、依頼する側にも費用負担の軽くなる形と考えた結果で、自分なりに良い発明だなぁ、と自負してます。

「自分がこんな漫画を考えた→好きな作家さんに形にしてもらおう」がお互いに負荷の少ない形で実行できるのです。鉛筆絵に相応の説得力は必要なので、簡単とは言えないかもしれません。しかし、少なくとも道具に関してはは鉛筆と消しゴムと紙だけであり、お高いタブレットもPCも要りませんから環境周りはリーズナブルです。

何より一枚の絵の案件と違い縛りつけられず、たくさんのストーリーを描けるのが楽しいです。

エロ表現に関する案件についても大きくメリットを感じています。
エロは基本「性癖」に準ずる物ですが、成人向けコンテンツの商業クライアントの中にはそう言ったことに浅慮な人が多く、そう言った仕事は宙に浮いたような状態での制作になってしまい正直うんざりしていたのですが、個人案件で性癖を依頼される方はその点とても信頼できるため安心感があります。自分がその性癖に応えられるようでなければいけませんから簡単というわけではありませんが、自身の信用、クライアントとの信頼関係構築、ホスピタリティの面での成長の機会という点で見ればずっと良い物だと考えています