サブスクリプションとカスタマーヘルス

電子での漫画の販売形態がサブスクリプション型へと移行していくというのは確信がある、というか現状まともな選択肢がそれしかない、と考えています。むしろなかなかそちらに進んでいかないのにもどかしさを感じるほど

サブスクリプション型のビジネスにあって、特に重要な要素の一つがカスタマーヘルス、顧客の商品に対する心理を知る指標というところでしょうか

商業漫画で言えばアンケートとか、売り上げとか

商業漫画の世界では、この数値によって裏付けられるノウハウは実のところ編集者のところで止まってしまいます
部数を教えてくれる編集者はたまにいますが、増減のデータまできちんと添えて知見の正しさを説明してくれる商業漫画編集者は、僕は知りません(実際社外秘なのでしょう)

電子漫画販売のサブスクリプション化は、紙媒体であった時の「いつ買うのを辞めたか」情報というカスタマーヘルスをより正確に・信頼性の高いものにしてくれると思います。(また、そこから生まれるノウハウの信頼性を高めてくれる)

と考えており、期待しています