スポーツ漫画を考える

スポーツ漫画は、見た目には簡単そうに見えます

トーン仕上げはあまりしつこくないですし、舞台は大抵いつもと同じ、キャラクターのユニフォームも同じ、なんだ、簡単そうじゃない?

でも実際描いてみると、ハードルがたっくさんあります

  • 動きのある人物を描けないといけない
  • コマの流れで動きを表現しないといけない
  • ゲーム理論的な駆け引き、心理表現が必要
  • 球技の多くは、キャラクターを描く数がとにかく大量

背景や小物関係はツールの発展もあって楽になってる面もありますが

これに加え、

  • チームの結束といった集団統率手法、精神論、規律と難しい問題
  • 各種競技特有の文化(ものによっては地域に密着した文化)

などがあり、前群が体力・筋力依存で若者向きに対し、後の課題はひどくおっさん志向です

もちろんやりがいのある課題でもあるのですが