朋枝編の執筆

憧れの女シリーズの続編として、朋枝を主人公にした新しい話を作る事にしました

情報系のヒロイン、言ってしまえばIT女子がガチのオタク(萌豚)と付き合うという設定にしていました

オタクものと言っても大抵の商業作品はライトなキャラクターとして描かれるのが当時の常で、まぁそうしないとキモい感じになって読みたくなくなるのを避けたいというのがあるのだろうと考えていました

なので僕としてはもう一回りいやらしく、手に負えない感じのキャラに設定したのでした

当時プログラミング熱を再発していた自分としてはこの設定は楽しく描いていました

前作のヒロインであるさおりがほとんど出ないような作りにしたため、出して欲しいという要望も何度かいただいたのですが、どうにも出番の作り用もなかったし、世界観を大事にしたかったので登場は控えるようにしました。また、ワカメヘアの前作の彼も(悪の主人公側)ギリギリのところで登場は踏みとどまりました

また、この辺りでオタク主人公のキャラクターたちが社会に出る一歩あたりでアレな目に遭う、というフォーマットができた時期でもありました